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2006年03月09日

ブレーキパッド・摩材の種類

ブレーキパッド・摩材の種類


ブレーキパッドの交換は、比較的安い費用でできる上に、作業も簡単なので、マイカーのチューニングの手始めにする人が多いようです。 
そこで、ブレーキパッドについて少し説明します。

材質による分類

ブレーキパッドの構造は、キャリパーの形に合わせた鉄の板に、摩擦材を貼り付けた構造となっています。摩擦材の材質は、古くはアスベストが使われていて、なかなか良い素材でしたが、環境への配慮から使用されなくなりました。
現在、使われている代表的な材料は、レジン(ノンメタル)、セミメタル、メタル、そしてカーボンです。
それぞれの材料の特徴は次のようなものです。

・レジンモールド

アスベストの代替材料として使われました。
金属分を含んでいないので「ノンメタル」などともよばれています。
ブレーキの効き始めのタッチが自然で、材質に金属分を含んでいないのでローターへの攻撃性が低い事から、おもに純正品や、まちのり中心のチューニング用途に使用されます。
一方、ローターの適性温度が低めのため、サーキット走行などでは、フェードをおこしやすく力不足となる事もあります。

・メタル(フルメタル)

摩擦材のほとんど、或いは全てに金属系の材料を使用したものです。
比較的高温に強い為、常にローターの温度が高いスポーツ走行では、大気の気温との相対的な温度差が大きい為、結果的に放熱が良く安定した制動が期待できます。
また、対応できる温度範囲も広くできます。
一方、金属のローターを金属で擦って制動する為、ローターへの攻撃性が著しく高く、またその高温のため、ローターにヒートクラックが入ったりする場合もあります。
さらに、摩材自体の熱伝導がよい事も有って、キャリパーのピストンに熱が伝わりやすい為、高温に耐えるブレーキオイルも必要でする

・セミメタル

レジンを主成分に、パッド材に金属を練りこんだもので、レジンとメタルの中間的性能ですが、それぞれの材料のブレンドにより、メタル寄りのものもレジン寄りのものもあります。
現在、一番種類が多く、廉価品から、プロダクションレース向けまで様々な種類が有ります。

・カーボン

まだ比較的新しく、F1に代表されるような、トップクラスのレース以外での評価はいまだ定まっていないように思いますが、そのつくりはメタル系にカーボンを混ぜた物です。
メタル系の耐熱性と安定性に加え、ローター表面に、酸化被膜を形成することにより、摩擦係数の調整と、ローターの保護を目的としています。

各種ブレーキパッドは こちら



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